【買ったら損】なぜ新弾のカードはいつも高騰するのか?!

先日、発売されたデュエルマスターズの新弾20周年超感謝メモリアルパック

裏の章 パラレル・マスターズ

 


1パック6枚入り

希望小売価格1パック330円(税込)

 

 

hb.afl.rakuten.co.jp

 

 

 

  皆さんは買いましたでしょうか?

 


  開封が好きな方や直ぐにでもデッキ構築をしたい方は購入されたかもしれません。

 


 はたまた、パーツだけが欲しいから不要なカードに出費するくらいなら、シングルカードで売られてから買うよ と言う方もいると思います。

 

 

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 しかし、メルカリやラクマ、店舗などで見てみると新弾のシングルカードはとてつもなく高い値段で取引されています……

 


 それはなぜなのでしょう

 

 

 

 

 

 

・なぜ高騰してしまうのか

 


 なぜ高騰してしまうのから3つの理由から推察していきたいと思います。

 

 

 

1,需要と供給

 


 まずは、新しいカードだからいち早く欲しいという層が一定数いることと4枚欲しくてパックは買ったけど3枚しかでなかった、等の理由からは発売された直後に陥る需要の波があるからです。

 


 供給する側は少し値段を上げていたとしても需要がある層からすると、全然手を出す値段になっているので、発売当日やその付近はとても値段が上がるということになっています。

 

 

 

 


2,高騰しているのではなく下がっているだけ

 


 実は最初は値段が跳ね上がっているのではなく、徐々に下がっていっているだけなのです。

 


 売る人はこう考えます「早く売って利益を出したいから、みんなが5000円のところを4000円にしよ」と。すると、安いのでその商品はもちろん売れます。

 


 そういう人が何人も現れると買う側の心理も「これ、4000円で売れてるやつあるから5000円じゃ買いたくない!」と思い、5000円の商品が売れなくなってしまうのです。

 


 こうして、売り手と買い手の心理によって、相場は段々と落ち着いていきます。

 


 しかし、能力に見合わずこうして安く叩き売られた商品はいずれもまた上昇傾向になり、2,3ヶ月くらいして、本来の相場に戻っていきます。

 


 この事実から「実は最初に高騰してるんじゃなくて、誰かが下げ始めて売りきろうとした出品者が下げ始めて、最初との価格の差が生まれている」というのも1つの要因でしょう。

 

 

 

3,そもそも値段の基準がわからない

 

 

 

 新しいカードなので相場というものが初めてそこで形成されるわけです。

 


 つまりは「このカードの値段は最初に自分たちが決めなければならない」ということです。

 


 みんながみんな「最初だから高く売り付けてやろう」と考えている訳ではなく、「損したくないから最初は高くして後から値段を下げればいいや」と考えている人も少なくありません。

 


 ですので、そもそも基準が無いものに値段をつける時は人の心理的には「損をしたくない」というのが働いてしまうため、高い基準で値段をつけてしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・まとめ

 


 上記で説明した通り、新弾のカードが高騰してしまうのは必然性があるもので、どんなカードでも最初は値段がついてしまいます。

 これを改善する方法は公式が何らかの処置をとる必要があると思いますが、今のところは公式が何か動かなきゃいけないほどのことでは無いので、本当に欲しいカードがあれば、少し待ってから買うのが望ましいと思います。

 

 


 今回、お伝えしたかったのは、全員が全員、悪意をもち行っているわけでもなく、誰もが桟橋を叩いて渡りながら、値段調節を行っているということです。

 

 


 いいデュエマライフをお過ごしください